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完璧主義という名の病

のらくら日記。

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大人として

今日は政治のことをちょっと書きます。

現在マスコミが民主はすごく勢いがある、と騒ぎ立てていますが、本当に民主に入れる人がそんなにいるのかがかなり疑問なので、そのことについて書きます。
何だかよくわからないけど世間(というかマスコミ)が民主がすごく人気があるよ、自民は駄目だよ、と言っているので民主に入れるとか、自民は駄目だよと(マスコミが言っているのを)散々聞いたので民主に入れるよ、という人は是非、民主が政権をとるとどうなるのかを知ってからご検討くださればと思います。
こんな超僻地で書いててもあれなんですが、民主が政権をとったら多分国が全体的に貧しくなったり危険になったりするので、一応言うだけは言っておこうかと。

一番近くて危ない問題は、まずは国防です。
民主党というのは友愛外交というものを掲げておりまして、言葉は美しいのですが、内容としても「こっちが擦り寄っていけば喧嘩になんかならないよね」という一見平和主義っぽい内容なのですが、喧嘩になんかならないのは相手が紳士であった場合のみです。
相手がヤクザである場合には「んじゃ殴らねえから金よこせ」となるのがオチなのですが、そうなった場合国を守るための憲法九条も、現段階では「殴られてからじゃないと殴り返せない」というような意味のわからない内容です。
しかももし民主が政権をとった場合、アメリカが日本に入国する際の武装についていっそう厳しく取り締まるつもりだ、という話です。
つまり、ヤクザににらみを利かせるために俺も銃持っていくわ、という友達に、「俺を守りたければ丸腰になってからこい!」とか言う訳です。
これがいかにおかしく、かつ危険な話かはわかっていただけるかと思います。
そしてヤクザはさぞ諸手を挙げて喜ぶことかと思います。

次の問題はばらまきです。
子供手当てとやらは確かに子供がいる人々にとって良いものかもしれませんが、しかしそのお金がどこから出るのかということを考えていただきたいと思います。
答えは税金です。
つまり、たくさん徴収してたくさんばらまく、という構図が今出来つつあるのだなあ、と感じます。
これが行くところまでいくと社会主義、共産主義型になっていく訳です。
共産思想というのは、要するに稼ぎの100%を税金で取って皆で分配しましょうという考え方です。それならそれでいいかも、と思う人がもしかしたらいるかもしれないので追記すると、100%を取っても100%が分配されるわけではありません。集めて分配する、という手間を挟んだ時点でそこでお金がかかり、100%よりもっと低い金額しか分配されないのです。共産主義の国になりたいかどうかは、ご近所の共産主義の国を見てそれぞれが判断することではありますが。

貧しい人を援助すること自体を悪い事だとは思いませんが、頑張って稼げば頑張って稼ぐだけ税金で持っていかれ、大して頑張らなかった結果貧しくなったとしても国が手厚く保護してくれる。そんな社会では、頑張って働こうという人は段々減っていくのではないかと思います。誰だって怠けていいなら怠けたいよな、と。(貧しい人が頑張っていないという意味ではなく、手を抜いて貧しいのか頑張っていても貧しいのかが判別つけがたいので、手を抜いてる人も保護されるようになるということです)
理想的なのは皆でがんがん自由競争をして思うまま発展し、結果大金持ちになった人が笑顔でどかんと寄付をする、というところなのですが(実際アメリカなどはそんな感じで、金持ちは結構がんがん寄付をするようです)、日本はやや性格が暗…というか調和型の社会だからなのか何なのか、飛び抜けて儲けた挙句「俺寄付するぜ!」と言って目立ったりすると、いいことをしているはずなのに嫉妬されて足を引っ張られるということで、金持ちほど金を持ってることを内緒にするようです。
まあ、それはさておき。
ばらまきというのは長い目で見ると、社会全体から活気がなくなり、ひいては全体的に貧しくなる手段ではないかと思います。

貧しくなるといえば、我が家は皆株をやっているあるいは所持しているので株価についてほぼ毎日話題になるわけですが、皆様は証券税制というのをご存知でしょうか。
これは平たく言えば株にかかる税金です。
これを自民党が「貯蓄から投資へ」というスローガンの下20%から10%にし、それを恒久化しようとしていたらしいのですが、民主の反対にあって数年程度しか10%にはならなくなってしまいました。
ちなみに証券税制というのはそもそもゼロにするべきだというのは投資家全員の共通した意見です。何故かというと、株主への配当というものは、元々法人税などでたっぷり税金が差し引かれた残りを分配しているからです。
株をやっていない人は「俺には関係がないことだな」と思われるかもしれませんが、それは早計というものです。
世間の会社や銀行などあらゆるところが株を持っています。株に税金がかからなくなれば投資が増え、世間に金が出回るようになり、経済が回るようになるのです。
民主はその証券税制を20%かそれ以上にしようとしています。もう、日本経済を叩き潰す気でいるとしか思えません。
外国の投資家も証券税制が20%になったらさぞ買い控えることでしょう。ちなみに現在はシンガポールに世界中から金が流れ込んでいるそうです。配当の方ではなく株を売った際にかかる税金がゼロだそうで。それと香港は配当も非課税だそうですね。

「別に民主には期待してないけど一回政権交代したら自民がもっと頑張るんじゃない?」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、それはもっと平和なときにして下さいと言いたいです。
隣の国が核兵器を構えている時に、国防が駄目な政党に投票している場合ではないのではないでしょうか。
あとついでに言えば、民主は他のいくつかの党と連立するという話がありますが、それぞれの主張がかなり食い違っているので話がまとまるはずがありません。
もし政策を右にも左にも動かせないまま(特に国防の話は間違いなくまとまらないので、動かせないということ自体が大変危険です)、選挙がやり直しなどという羽目にでもなったら、また数百億の税金がかかります。その一部はあなたの財布から出て行くのです。

以上、まだ全然書き足りませんが、以前お仕事に行った際に「民主に入れる」という方がいて、その時に民主がどれだけまずいかということを上手に説明できずずっともやもやしていたので、今更感が漂いますがとりあえずここに書きます。誠意として。
どこに入れたらいいのかよくわかんないなー、という方は、何かの参考にしていただければ幸いです。
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