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完璧主義という名の病

のらくら日記。

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すごく

ぐろいゆめをみた…。流血系の。というか拷問系。

文章で書いたらそうでもないのかな。と思いつつ反転しておきます。
リアルに想像するとぐろいですよ。
ぐろいのが苦手な人や想像力がたくましい人はご覧にならないほうが良いでしょう。


場所はどうやら地下らしい、巨大な大空洞。壁は土がむき出しです。そして、中央には大きな沼のようなものがあります。全体的に薄暗いです。
天井はものすごく高く、そしてその天井の中央から沼全体の上を横切れるというくらい巨大な、鎌状の刃物がぶら下がっています。遊園地とかによくあるバイキング(という名前なんですかね、船の乗り物です)が、縦ではなく横に揺れ、その底面に刃物がついてますよというのを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
その鎌状の刃物はゆっくりと横に揺れていて、沼の水面ぎりぎりを往復しています。
そして、沼の中には老若男女無作為に国中から攫ってこられた庶民のひとたちがぷかぷかしています。ここはどこかのファンタジー世界的な国のようです。
そのひとたちは沼から出ると殺されてしまいます。でも悠長にぷかぷかしていたら沼の上を往復している刃物に上半身をばっさりやられてしまうので、刃物が揺れる度に沼に潜らなければなりません。
それでも時間がたつと人々は段々水面に顔を出したり潜ったりするのに疲れてきて、少しずつ数が減っていきます。辺りは両断された上半身や下半身がぷかぷかしていて、段々にごった沼が赤黒くなっていきます。
その様子を岸で眺めている人たちがいます。それはこの国の大臣たちと、そして王様です。
王様はベッドに横になっています。成人しているのに身の丈は子供ほどしかなく、体のパーツの大きさもばらばらです。顔の中では口が異様に小さく、普通の人の半分もありません。口のところには声を出すのを助ける道具っぽいものをつけていましたが、どの道うまくは喋れないようです。
王家はどうやら近親婚を繰り返していて、そのせいであまりまともな体の子供は生まれないようです。今回の王様は特に状態が良くないようですが、生きていることは生きています。
そして、沼で繰り広げられている光景は、体の不自由な王様の気を紛らわせるための余興なのです。
王様は目は開けているものの無表情で、楽しんでいるのかどうなのかは見た目ではわかりません。
大臣たちは後ろでこそこそと、いざこの国に何かあったら王様の首と引き換えになるのだから今はこの王様を祭り上げておけ、というような話をしています。国の状態はかなりよくないようです。
私はカメラが切り替わるというか色々な場所でその光景を眺めていて、頭を切られたら即死だろうし、身体を両断されたら最初は痛いというかショックだろうけども多分すぐ意識もなくなるだろうから、長い時間恐怖を味わいつつぷかぷかして最後にばっさりよりは早くばっさりやられたほうが良いのではないかなあ、あるいは上手くタイミングを合わせて鎌の上に登れないかなあ、などと考えたり、王様を上から眺めたり大臣の話を聞いたりしていました。


一体私は夢の中で何処の地獄の国に迷い込んだのだろう。

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